【2011年全仏オープン】フェデラー、「第3の男」から一気に主役へ
「僕を忘れるなよ」。フェデラーの存在感が日増しに強くなっている。今大会は第1シードのラファエル・ナダルと今季無敗のノバク・ジョコビッチに注目が集まり、第3シードのフェデラーはノーマークとさえ言われていた。ところが、いまだ本来のショットを見せていないクレーの王者ナダルとは対照的に、好調ぶりを見せつけている。
彼も人の子。「2強」が注目されることでプレッシャーがなく、よほどのびのびと戦えているのだろう。持ち前のショットメイクが冴えに冴えている。すべてストレート勝ちで4強入り。地元のガエル・モンフィスとの準々決勝こそ2時間半の試合になったが、4回戦まではすべて2時間以内に片づけている。そのモンフィス戦、ブレークアップしたところで少しプレーが雑になったが、危ない場面は一度もなかった。
グランドスラムでの準々決勝進出はこれで28大会連続となり、オープン化以降の最長記録を更新した。次の相手はジョコビッチ。間違いなく、これは大一番になる。

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