【2011年ウィンブルドン】錦織圭、ダブルスは2回戦止まり
ダブルスで初戦を突破し2週目に残ったものの、ロドラ/ジモニッチのダブルス巧者には歯が立たず、2回戦敗退。錦織のウィンブルドンが終わった。
前哨戦のイーストボーンでは4強に進出し、芝でのプレーに自信を深めていただけに、シングルスの1回戦敗退は残念だった。試合直後には「この経験を無駄にしないように、今後に生かしたい」と話した錦織だが、時間が経ってあらためて振り返り、「シングルスに関しては悔いが残る。どんな相手でも、1回戦負けは腑に落ちないというか、悔しさがある」と話した。おそらく、気持ちを整理しようと努め、それでもまだ折り合いをつけかねているのだろう。
昨年のナダルに続き今回も優勝経験者、02年の覇者ヒューイットと1回戦で対戦。ナダルとはまったく別のタイプの強者と対戦したことで、経験値はまた上がったことだろう。なぜ、このヒューイットがナンバーワンになれたのか、なぜウィンブルドンを制することができたのか。ボールを打ち合って得た情報量は大きかったのではないか。
ダブルスで2回戦に進出したことで、単複計3戦をこなした。「ダブルスをプレーしたことで、リターンもよくなった。来年につながるダブルスだった。去年よりも芝でのプレーが確立されている。動きも、グラウンドストロークもしっかりできるようになっている」と収穫の大きさを口にした。
次の戦いはウズベキスタンとのデビスカップ。久しぶりに日本のファンの前でプレーを披露する機会が訪れた。ブルボン・ビーンズドームでは、前回の09年デ杯中国戦から一回り大きくなった、そして、昨年の楽天オープンともひと味違う、今の錦織圭が見られるはずだ。
