【2010年USオープン】フェデラーがセーデリングに雪辱
ファンにとってはこたえられない快勝だろう。今年の全仏準々決勝で敗れたロビン・セーデリングを相手に、2時間足らずのひとり舞台だった。
この試合で機能したのはフェデラーのサーブ。64%の確率で入ったファーストサーブで、試合を完全に支配した。ファーストサーブのポイント獲得率は86%。第2セットに限っては、16本ファーストサーブを入れて15本がポイント獲得につながった。その確率94%。これはなかなか見られる数字ではない。
サーブだけではない。ブレークポイントはほぼ一発でものにした。ブレークチャンスが6本あって、ブレークが5回。これだけでも、いかにフェデラーが盤石だったか、集中が高かったか、分かるだろう。
この夜は冷たい強風が吹いたが、これもフェデラーのプレーの妨げにはならなかった。
「集中が乱れるようなことはなかったよ。だって、トスが流れたら、やり直せばいいだけの話だよ」
準決勝でノバク・ジョコビッチ、さらに、順当にいけば決勝でラファエル・ナダルと強敵が待ち構えるが、この試合の出来なら、ジョコビッチもナダルも恐れるに足らず、といったところだろう。

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